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そう、コマ図で走るということはとってもアドベンチャーなんです。たとえあなたがそのルートを知っているとしてもネ。
当然、ひみつ基地(!)ですから、ルート上にはゲロなポイントを散りばめているわけで、それがいつ出てくるか、みなさんはドキドキしながらコマをすすめるわけです。
まあツーリングで一日に走る距離としてはそう長くはない距離でしたけど、わりと「おなか一杯!」だったのではないかな?

ということで、07:30よりスタートしラリー慣れしているスズキさんを先頭に、続々とSS-1のスタート地点に到着。
ウオーミングアップということで、軽くサンドのSSを1発。多くのエントラントはソツなくこなすが以前ココで肋骨をヤッているハラダさん、転倒です・・・。
で、2週間前にオフロードブーツを購入したテラダさんは、すでにSS-1に来る前で迷走&「フネの登り」ポイントで「タバコをふかし遠い目をして、たそがれている」というエントラントからの報告が・・・。SSの閉設時間ギリギリになってオフィシャルのオミ名人に護送され到着。SS-1最後の登りで多少ハマリそうになりつつもなんとかSS-1を終了したテラダさん。もうすでに逝っちゃいそうになっていたので、オミ、タナカ両オフィシャルが護衛につくことになった。

で、全員一路ツクバ山方面へ向う。

11時頃、ツクバ山のふもとで待機しているオフィシャルの好太郎クンより先頭グループが山に入ったという連絡が入る。
「ふふふ、お待たせだゼ!」などと私はその報告を受け心の中でほくそ笑む(フフッ)。ガレた登りの林道に先日の雪が積もり、その雪はアイスバーン状態になっているはずダ。で、その林道を登り、次は例の「V字谷」のPC-1。ここも雪が待ちうけている。さらにその後の「ミヤタ沢」のケモノ道には倒木が2ヶ所ほど行く手をさえぎっている。
ゲロ3連発。さあ、みんなガンバレッ!

PC-1の開設時間が過ぎたころオミ名人に連絡を取ってみるとテラダさんが、「壊れそう」とのコト。
協議の結果、テラダさんとオミ名人は、からくちルートを迂回してオンコースに戻るという超法規的処置をとることにする。

で、ココからは河川敷を通るのんびりさわやかツーリングルート。のはずがバイク通行可のサイクリングロードで悩んだエントラントや、わざとコマ図にミスコースを誘うべくワナを張ったところでまんまとダマサレ迷走するエントラントがでたりで、ストレッシブなツーリングが展開される。

一時行方不明になっていた冨田選手も奇跡的にオンコースを発見し、ナンとかPC-2を突破し全員SS-2へ向かう。

そして、ツーリングラリーも終盤。最後のSSはデコボコランド一周のタイムアタック。

早く着いたエントラントもいたが、せっかくなのでプレッシャーを与えるべく全員到着するのを待ち17:39より一台ずつ1分間隔でスタートさせる。ん! 無事全員完走。

最後はビクトリーラン。コンボイでひみつ基地までの帰路につく。
うまい具合に好天に恵まれ利根川河川敷ルートでは、地平線に沈む線香花火のタマのような夕陽を拝むことができたのではないでしょうか。
で、来月の第6回ひみつ基地ツーリングラリーを見据えて軽くナイトランも体験してもらいつつ、第5回ひみつ基地ツーリングラリーすべてのプログラムを終了した。

 


さあ、これから始まる。
コマ図を巻くスズキさん

ひみつ基地より1分間隔で
一人ずつスタート!

SS-1スタート前

簡易マップホルダー。
マシンは#1のイケヤさん

これを突破しないと
先に進めません!

SS-2のスタート風景

優勝は、SS-1.2共に一番時計をゲットしたヨシハラさんの完全優勝。お見事です!

特別賞は、今回紅一点の冨田さん。後半迷走し行方不明になるも奇跡的にコースに復帰し完走できました。

で、敢闘賞は寺田さん。オミ、タナカ両オフィシャルに見守られつつ、身も心もボロボロになりながら強制的に完走させられました。たのしかったでしょ?!
本当にお疲れ様です。

ひみつ基地が世界に誇る地上最強のオフィシャル部隊。
ひみつ基地のイベントが、「初心者向け」と名打てるのも強力なこのメンバーたちのおかげ。
難所で初心者ライダーがハマっていたらやさしく親切にマシンを押してくれます。


オミ名人@CRM250AR

コイケさん@XR250R

柏のタナカさん@SEROW229
女神湖、JRF、レイドカムロ、当麻フォレストED、鳥海山、TBI等での輝かしい戦歴を誇る。趣味は、タイヤ交換と苦労すること。 レイドカムロ、ロシアンラリー、女神湖、鳥海山、東日本2DAYS、TBI等でそれなりの戦歴を誇る。フロントアップのできるサラリーマン。 ディシエンブレ等、サーキットEDを得意とする。今年のGWは東日本2DAYSに参戦予定。今回使用したデコボコランドはホームコース。


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