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1999/05/03〜04東日本2daysエンデューロin定義400

で、今回の参加者は林道いまだ未体験の五味さん、新しいお友達のアサノさん、パンクの数なら誰にも負けないヨーダさん、先日のサンドバレーでメガネをつぶしたコダマクン、97WR250Zでエントリーのjun造クン、そしてセロー243Wで4ストオープンクラスにエントリーしたひみつ夫婦、奴隷としてつれてきた
ビール人ことよっぱさん。計8名でお送りいたします!

ん〜ひさびさのエンデューロ。
予め仕入れた情報によると、ナカナカハードなレースらしいでございます。
ということで、ひみつ基地を5/2の朝に出発し、GW渋滞に巻き込まれつつ夕方に現地に入いる。
まあ、レースだしビールは1ケースでいいだろう! と思ったのだけれど、その日の晩で全部飲んじまった!(よっぱさんがいるのを忘れてた…)前日の宴会あたりから今回初レースの五味さんは極度の緊張モードに突入。晩ご飯をほとんど食べれませんでした。ガンバレ五味さん! ということで、明日から始まります。

1日目の朝、とりあえず、曇り。エントリー台数は200台弱。バタバタと受付、車検を済まし、いよいよスタートです。
ゼッケン順にゴチャゴチャっとマシンをならべ、怒涛の200台一斉ローリングスタート。
ん〜、これこれこの緊張感ですよ!これがいいんだよネ、この緊張感が! ということでまわりのバイクに突っ込まないようにスタートする。しばらくはゆるやかにアップダウンを繰り返えしつつローリングダンゴ状態でコースを進んでゆく。周回チェックポイントを過ぎたあたりの登りで、軽く渋滞が発生。両足バタバタで少しづつ進んでいき渋滞が切れたあたりで日章旗がふられている。さあ、ココからが本当のスタート! 申し込み用紙には「雄大な牧場はまるで北海道のようだ…」とか書いてあるので、期待に胸を膨らませながらガンガン走る。(セローでXR600Rを抜いた。うれしい!)しかし、雄大な牧場の道はずーっとデコボコですんごく疲れる! 休むポイントがなさそうだ。しかもホコリがすごくて気をつかう。とりあえず、うちのセロー243ひみつ基地スペシャルはイイ感じ。全域トルクアップしているので急な登りもそんなに回転をあげなくてもズンズン登って行く。さすがにギャップの多いストレート系はほかのマシンにかなわないけど、ウッズセクションでごぼう抜きする(しかしそのあとストレートでゴボウ抜かれダ!)そうこうしているうちに予定の2周を走り、好太郎クンにバトンタッチ。数ヶ所ハマリそうなところがあるけど、まあ、なんとか1時間位で帰ってくるでしょう!

 

イヤ〜たのしいけど、これは疲れるコースです。アップダウンはいいとして、あとは全部路面がデコボコ(どこが北海道ダッ!)今日のコース状態なら、2ストハイパワーマシンが有利って感じです。コダマクン、Jun造クンの二人のWR250Zは快調に周回を重ねている模様。五味さんも頑張っているようです。しかし、浅野さんはウッズで木に激突してヘルメットをぐちゃぐちゃにしながらも走り続けている(後日病院にいったら肋骨3本バキバキだったらしい…)そしてヨーダさんはクラッチやっちゃってウッズでぼーぜんと立ちすくんでいるという情報が…。

そうこうしていると、50分位で好太郎クンがピットに戻ってきた。
「お〜やるではないか!速い!はやい!」
で私が再度コースインする。コケナイように淡々と走る。長いウッズセクションの終わりの方にヨーダさんのTT-Rが見えた! その近くでヨーダさんは女性ライダーのバイクをキックしてあげている。ん〜どうやらヨウダさんのTT-Rはダメのヨウダ!…。
 あっというに200分が過ぎチェッカーフラッグ。おお!五味さんもチェッカーを受けられた! っと思ったらフラッグのところで力尽きコケた! まあ1日目完走おめでとう。五味さん! ということでマシントラブルのヨーダさんを除いて初日はみんな完走です!

その晩の宴会で五味さんも大分緊張がとけたようで、ご飯もちゃんと食べられたし元気になってよかったよかった。ヨーダさんのバイクもなんとか走れるようになり、明日2日目に20周し奇跡の逆転優勝をしてガルルの表紙を飾ると豪語してます! その横で浅野さんはバクバクメシ食いながら「肋骨痛いから明日はやめます」ということで、残念ながら浅野さんはリタイヤ。
では残ったメンバーで明日もがんばましょう! ではオヤスミナサイ。

目覚しの音で目を覚ますと、ハイエースの屋根を雨が叩いている。
「ん〜やっぱりきましたか、ふふ、これでセロー有利。エンデューロはやっぱ雨が降らないとねェ」とか私はブツブツいいながら、ごそごそと起きてコンロでお湯を沸かし始める。

さあ、二日目が始まる。

雨はそう強くはない。しかし、好太郎クンがコースに出ると二度と帰って来れそうもないので、今日は私が全部走ることにする。
昨日と同じようにローリングスタート。しかし昨日と違って路面はマディ。いきなりスタートしてコケるライダーが続出。一周目は結構キツかった。スタート直後のダンゴ状態のおかげで絶叫下りで渋滞になり、スタンディングがとれず二輪二足で降りなきゃならんです。さらに絶叫の登りでもいたるところでライダーとマシンがコケまくっている。そんなところはヨーダさんと助け合いながら突破した。
それでも2周めに入るとみんなばらけてきてイイ感じで走れるようになってくる(昨日のXR600Rに続き、今日はフサベルを抜いたぞ!)途中薄日が射したりして雨はほとんどあがってきた。一ヶ所あるキツい登り以外は特にハマルことも無く、セローは順調に周回を重ねる。フルサイズのマシンがヒーヒーいっている横をバタバタと二輪二足でパスしていく。走っているバイクはあんまり抜けないけど、止まっているバイクはガンガン抜けるぜ?!
4周目もあと10分くらいでチェックポイントだという地点に来た。チェッカーまであと20分あるからもう一周できる! とか考えてるといきなり強い雨が降ってくる。そのときは全然気にしなかったけど、しばらくするといきなり走りにくくなった「???」ん〜なんだ〜これは! さっきまでなんでも無く登っていた坂が登れない、ちょっとした下りでいきなりコケル…。ストレートですぐマシンがヨコを向く…。「???お〜パンクか〜?!」でもタイヤを見るがパンクなんてしてない???? とりあえず倒れたマシンを何度もなんども起こしながら少しづつ先へ進む。いくつ目かの坂をやっとこさ登ったとき、ふとヨコを見るとコダマクンがハマっている。「お〜ドウダイ調子は?!」「イヤーだめです!」意味不明な会話を交わしながら、ヒーヒーお互いのバイクを押し進めつつチェッカーを目指す。

 

もー、さっきまで普通に走っていたところを何度もなんども起こしながらヤットチェッカーまでたどりついたです。それまでは10分そこそこで走っていたところを55分かけて…。イヤ〜死ぬかと思った。

残念ながら、五味さんは途中でリタイヤ、あとのメンバーはドロまみれになりながら無事帰って来ることができました。いや〜キツいレースでしたヨ。でも、ドライ、普通のマディ、ゲロゲロのマディとあらゆるコンディションを走れて楽しかったです。

 

さて次はドコのレースへ行こうか!

Photo by よっぱさん

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