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鳥海高原オープンエンデューロin仁賀保

ん〜、これですヨこれ!! 鳥海たのしかったです
なぞのレギュレーション(リエゾンオンタイム制)は??? でしたけど
まあコースが素晴らしかったので、よしっ! としましょ

まずスタートして、SS1がいきなり始まる。
ツヅラ折れドロ系の路面でズンズン下って行く。まあ、ウオーミンウアップとしてよろしいんでないでしょうかネ。下りきったところから、舗装道に出てリエゾン区間。調度稲刈りシーズン突入で農作業中の方と沢山すれ違う。思いっきり愛想を振りまきつつまだ見ぬSS-2を目指す。

林道を走って行くとCPが見えた。しばしタイムコントロールをしてSS-2をスタートする。スタートしてしばらくは普通の林道ストレート。全開70Km/hしか出ないセローでガンバって走る。しばらく走って左にぐっと上がり水路の脇のシングルトラックを進み、先をみると左に道が曲がっている。

「お待たせ致しました。ガレ場の上りでゴザイマス」

ということで、たしか、右と左にハマッたバイク(2台とも外車)がいたが、我スペシャルセロー223は、二輪二足でバタバタと中央突破に成功する。(ふふっ、外車抜いたゼ!)その後はたいした難所も無く、SS-3へ。

「やってまいりました。わらび山でございます」

この風景は2年前見た覚えがある。わらび山SSの登場。SS-3をカワイさんの後に付いてスタートする。しばらくいくと、2年前の鳥海でチェーンが外れたガレ場の上りに到着。2.3台途中でスタックしているが、そこをカワイさんはマニアックなライン取りでスイスイ上り、あっというまにいなくなる。わたしゃあんなラインいけないので、行けそうなラインで一気に行こうとした(行けそうなのと、行けるのは違います)が、田中はココで初転倒。しかも、谷側にやってしまった! とりあえず、急いでマシンを起こしたら腰にきた・・・。痛がっていてもしょうがないので次なる難所を求めて走りだす。

「ああっ、振動が腰にくる・・・」

しばらくアップダウンを繰り返していくと、目の前にドロ沼が出現。赤ゼッケンのマシンがドロにつかまりヒーヒーやっている。この沼は草混じりでしかも水分が少なそうなのでハマったらめんどくさそう。とりあえず、左側の草むらに新たなるルートを開拓すべく、やぶこぎする。(へへ、また5台は抜いたぜ!)浅い沢と短い川渡りもなんなくパスし、次のドロ沼セクションも新たなるルートを自ら切り開きつつ、クリアする。その後は緩やかな景色の良い丘陵地帯の林道を全開70Km/hで走り、SS-3を終了。

「まだまだあります。次は絶叫!ダウンヒル。チュルチュル」

SS-4もSS-3的なコース。気持ちのいいアップダウンを繰り返し先に進む、途中、ABクラスは右折、Cクラスは直進とコースが分かれる。ちょっとだけ「わくわくドキドキ」しつつ、右へ曲がる。何度か小山を上り、駆け下りる。「ん〜、これはたまらん!」ドロのいかにも滑りやすそうな急な下りの下でドロ沼がお待ちになられている。とりあえず、坂のド真中から、アタック。運良く一発でクリア。その後は難所も無くSS-4を無事に終える。

「お楽しみはこれからダ!」

SS-5はABクラスだけのお楽しみSS。SS-5をスタートししばらく走るとドロ&岩のいかにもゲロ入口って感じの難所に左折しつつ突入。一発目はなんとかクリアするが、そのすぐ先の、左右と曲がるところでハマる。そこから、セローをヒーヒー押上げ先に進むしばらく行くと、斜度はたいしたことないけどちゅるちゅるしている路面でケツをふりふりしながら登っていく。前のガレ場で体力使っているんで結構シビレますゼ。そうこうしているうちSS-5のゴール地点に到着。そこから、ゴール地点へ向かう。シングルトラックを抜け一般道に出る。「ああ!イイ景色。生きててヨカッタ!」ということで、一周走ってスタート地点に帰ってきた。

「あと2周もするわけ?!」

ひみつ基地ピットに帰ってくると、目の前にパラソル立てたおねえさんが冷たい飲み物を売っている。速攻で車に千円札を取りに行き、キンキンに冷えたアクエリアスを一本頂く、(ああー美味しい)バナナを一本ほおばってタバコを二本吸ってから、絶望的な気分で2周目に突入した。

「スタックポイントは渋滞かぁ?」とか思いつつ走るが思ったほどではない。よかったよかった!
途中、ひみつ基地BC軍団は「コンボイ作戦トレッキングモード助け合い戦術」でがんばっているようだ。「がんばれよ〜」とかいいつつ追い抜きざまにみんなをはげましてわたしは我道をゆく。ガレ場ではコケないように、ドロ沼系ではハマらない、ストレートでは適当に手を抜いて休憩し体力を温存しつつ、完走を目指す。「ん〜一周目より上手に走れた!」

「バナナが三本しか減ってない。私がさっき一本食べたから・・・」

2周目を終えピットに戻ってきた。エネルギー補給用に置いてあるバナナが減っていない! 1周目に私が一本食べてから、二人しかピットに帰ってきてないってコトか? (みんな頑張れよ〜)パラソルのおねえさんよりまた冷たいアクエリアスを頂き、バナナ一本、タバコ二本を吸い。セローにガソリンを補給し、最後の周回に入る。

「難所の前後は、死屍累々」

コース内はすいている。路面は荒れているが、がんがん走れる。(ラスト一周ということで、精神的に楽なもんでネ)難所の手前で休んでいるひとや、難所を越えたところで力尽き屍になっているライダー多数! 途中で苗代夫婦&好太郎クンが力を合わせてバイクを押し合っていた。そこで私は「おー、ここを越えればラクチンだゾー」とか応援したが声を返してくれたのは苗代(妻)のみ。だんなと好太郎クンはむっとして黙々とバイクを押している・・・。怖かったのでわたしは先に進んだ。SS-5の例のガレ場で小池さんが上半身裸になり、にこにこしながら「モウダメだ〜」とか言っている。ん〜とってもたのしそうなんで安心しつつ、私はゴールを目指した。

 

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