TBIのお話
初参加者向け実戦装備編

装備品

ウエア

マップホルダー、コマ図

工具、スペアパーツ、タイヤ、オイル

ライトチューン

ガソリン対策

シェイクダウンテスト

エアゲージ

  • 懐中電灯2ケ(ヘッドランプタイプ×1 懐中電灯×1)
  • サイリウム2ケ(ケミカル発光棒)
  • ホイッスル×1
  • ロープ10m以上
  • アルミシーツ(エマージェンシーブランケット)
  • コンパス
  • 非常食2食分2000kcal以上
  • 水1g
  • 四国全図(昭文社エリアマップグランプリF四国道路地図)

10thTBIレギュレーションより抜粋

いうことで、上記のアイテムの装備がレギュレーションで義務付けられる。
これに明記はされていないが。当然工具、スペアパーツ、レインウエア等、場合によってはガソリンも携帯することになる。
これらのものをどうやって装備するかが大切。SS
だけを考えたら全て背負ってしまえばイイがリエゾンが辛いし、かといってバイクに全部くくりつけるとハンドリングが悪くなる。いろいろやってみて自分のベストなスタイルを見つけるしかない。

で、キャンプ系のグッズは、レギュレーションではテント、シュラフ、コッヘルが規定されている。

でで、レギュレーションに書いていないけど、あると便利なものといえば

  • かさ(雨天キャンプ時にあるとすごく便利)

  • サンダル(まあ、キャンプの基本グッズですナ)

  • お風呂セット(常時携帯。といってリンスインシャンプーだけですが、わたしの場合)

  • 歯磨きセット(常時携帯。リエゾン中睡魔に襲われたとき、歯を磨くと眠気が吹っ飛びます)

  • ドカシート(テント水没対策用)

  • ゴアのシュラフカバー(これもテント水没対策用)

  • ワセリン(夜プレイに使用する・・・。アソコとか太ももがシートで擦れて痛くならんように塗るです)

  • ジップロック等、密閉できる厚手のビニール袋(濡らしたくない物を個別に防水します)

  • 白いガムテープと油性マジック(朝のブリーフィング時にメモ帳として使う)

  • 首タオル(常時首にタオルを巻いておく。いろいろ使える、ひみつ基地軍団はみんなやっている)

装備品

私の装備品一覧。ご参考に。
下記のグッズをデイバック、ヒップバッグおよびテールバッグに分散して積みます。必要なものは重くても持つし、なくても何とかなるのもや、現場で調達できそうなものは極力削る。あと、濡れてはまずいものは個別にしっかりとジップロック等のビニール袋に入れ防水します。

 


装備して走る工具スペアパーツ類一式

  • タイヤレバー
  • モンキーレンチ
  • プラグ&プラグレンチ
  • ラジオペンチ
  • メガネレンチ
  • 六角レンチ
  • スパナ
  • 針金
  • タイラップ
  • ガムテーム
  • ビニールテープ
  • エポキシパテ
  • カッター
  • 配線パーツ&電工ペンチ
  • 携帯スタンド
  • エアポンプ
  • エアゲージ
  • メインジェット
  • スペアチューブ(フロント)
  • スペアウインカー
  • スペアテールレンズ
  • スペアのステップ
  • スペアのアクセル
    &クラッチケーブル
  • テール、ウインカーバブル、ウエッジ球
  • ゴムのり&パッチ


こちらはその他の装備品

  • レインウエア
  • レイングローブ&軍手
  • オーバーソックス
  • ローリングティッシュ
  • カメラ&フィルム
  • デンチ(ICO&懐中電灯用)
  • サイリウム
  • 地図
  • ロープ(10mと3mフック付きタイプ)
  • 懐中電灯
  • 非常食(黒砂糖)
  • エマージェンシーブランケット
  • のり&セロテープ
  • スペアメガネ
  • メガネの曇り止め
  • ハブラシ&シャンプー
  • チェーンルーブ


これはダッフルバッグにいれておきます

  • TT-R125LW用スペアチューブ
  • スペアのヘッドライトバルブ
  • ブレーキフルード
  • チェーンカッター
  • スペアのブレーキパッド

 

ウエア

ウエア類は、ゴアのパンツにゴアのジャケット。雨対策は万全に。この時期、雨が降るとまだまだ寒いです。
インナーには上下フリースを着用。ジャージとアンダーウエアは、雨に濡れてもヒヤッとこなくて乾きやすい化学繊維素材のものを。ブーツの中はゴアのオーバーソックス。手は軍手に作業用ゴム手袋で完全防水。これで、バイクごと四万十川にダイブしても濡れません(ウソです)
着替えですが、私の場合、モトパンは無交換、ジャージとアンダーウエアは替えを一枚。パンツとソックスは毎日替える作戦でいきます。(以前、ジャージ&アンダーを一枚で通したときには身体が腐りそうになりました・・・)

マップホルダー、コマ図

必ず簡単に取外しのできる仕様のマップホルダーであること。そうしないと、コマ図を巻くとき雨でも降ってたら大変ですし、またモトクロスコース系SSではマップホルダーの取外し可能です。外せるときははずして走るほうがイイに決まってます。

で初日の夜にコマ図を張るわけですが、その時、わかりずらいコマには、マーカーしておくと走りやすくなります。また、ガソリンスタンドの位置も要チェックです。2000kmのうち少なくても一回は200km近くGSの無い区間があるです。
あ、コマ図を張るときセロテープより
スティックのりがイイようです。
そして。巻き終えたコマ図はしっかりと防水してパッキング。

マップホルダーの取り付け方法について!

 

工具、スペアパーツ、タイヤ、オイル

あらかじめ、消耗品は全て新品にしておくことです。実際行けばわかりますが、タイトなワインディングロードが多いですので、ブレーキ、タイヤ等の消耗は異様に早いです。

スペアパーツとしてはプラグ、チューブ(主催者サイドで用意してあるので現場で買えます)保安部品系。とレバー回り(ココは頑丈なハンドルガードを装着しておけば要らない)とアクセル、クラッチワイヤー(まあ、ココが切れる可能性は低いですが、それほどかさばらないので一応・・・、まあお守りみたいなもんです)

タイヤですが、最低でもリヤ一本は替えたいところ。できれば前後1セット交換が望ましい。ただしタイヤ交換に自信のない方は、MT21等そこそこのEDタイヤで無交換という作戦も有りだと思います。タイヤ交換に手間取ってただでさえ少ない睡眠時間がなくなっちまうと切ないですから。あと現場にはエアコンプレッサーが用意してありますのでご安心ください。

携帯工具は基本的にパンク修理ができる程度のセットでイイと思います。少しでも装備を軽くしたいですから。で、チューブはフロントのみを携帯します。EDタイヤでしたらリヤがパンクしてもそのままなんとか走れますし、ダメでもリヤにフロントのチューブいれて応急処置でいきます。

あと、オイルは日石三菱さんから無償で提供(レーシングスペック2Tと4T)してもらえます。
ですので毎晩でもオイル交換できます。2T(2スト用)は使ったことがありませんが、4T(4スト用。2ストのギヤオイルとしてもOK)はなかなか良いオイルですよ。実際、3日間も走るとオイルがタレてきますので、最低一度は交換したほうがイイと思います。

ライトチューン

とりあえず、最低でも60/55Wのハイロー同時点灯は欲しいです。あと、35W程度のサブライトをヘルメットに装着するといい具合です。

ガソリン対策

レギュレーションで「200km以上の航続距離を超えるものと自らが責任を持って判断した車両」でのエントリーを義務付けられています。実際問題として10g程度入るノーマルタンク4スト250クラスは何とかなります。が一応1〜2gは携帯した方が精神的に余裕が(これってTBIではすごく大事!)できます。逆にレイド等のビッグタンクなエントラントはいかにマンタンにせず軽い状態でSSに入るかが課題となるようです。
問題は2スト勢でしょう。ビッグタンク装着するか、足りない分をシグボトルに詰めて背負うか。実際RMXで、ボトル三本(約6g!)背負っていたエントラントもいましたヨ。まず、徹底的に自分のバイクがマンタンでどのくらい走れるのかテストすることから始まると思います。

シェイクダウンテスト

マシンができたら、3時間程度のエンデューロに出てみることをお奨めします。普段レースにでるときはヘッドライトまわりや保安部品を取外して走るでしょうが、TBI仕様のままで走ってみてください。特にマップホルダー及びその取り付けに問題はないか、その他追加した装備等(サブライトとかICO、サイクルメーター等)の対クラッシュ強度や、ハードな走りに絶えられるかどうか充分にテストしてみてください。
また、
ライトチューンの確認は真っ暗な林道を走らないとダメです。ライトに関しては、光量、照射範囲、光軸調整等のチェックは念入りに!

エアゲージ

普段走っているとき、トリップメーター(ICO)の誤差など全然気になりませんが、タイヤの空気圧によって変わるその誤差は結構大きなものです。ですのでSS用に落とした空気圧は正確なエアゲージを使ってちゃんとリエゾン用の空気圧に戻すとをお勧めします。
予めTBIで使用するタイヤでテストしてみて、
リエゾン、林道での自分なりの最適な空気圧及び最大限どこまでそのタイヤで空気圧を落とせるかを把握しておくこととイイですよ。