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今回のセローはすごいゾ! 基本コンセプトは、マディマディそこら中で大渋滞的なエンデューロで前に進むためのマシンです。まだナラシ中ですが、ん〜も〜別のバイクですね。スピードのノリが全然違います。マシンが軽く感じられるし、アクセルのツキがとってもイイです。アイドリング状態から一気に開けてもイキツキしません! サスも最高! 特にフロントサスにコシがでて、ハンドリングも軽快でニュートラルで、あーもーたまらんですヨ。とういうことでゴールデンウイークは定義であばれてくるゼ!

 

ビート製243ccピストン

とりあえず、このあたりが妥当かなと言う感じです。スリーブを打ち換えてもっとデカイピストンを入れることもできるらしいですけど、耐久性やエンジンレスポンスの問題もあるので243を選びました。以前にもコイツを使った経験があるので信頼感もありますしネ。
同時にシリンダーヘッドにも手をいれます。バルブの擦り合わせはもちろん、今回はポートも拡大しました。特に排気ポートはイマイチ効率の悪そうな形状をしているので、リューターでゴリゴリ削ります。
ボアアップしてますので当然圧縮比(9.5→11.0)もアップのハイオク仕様。243にしてもレスポンスはよくなるは、極低速からモリモリのトルク感になるは、デメリットはまったく感じません。

 


ノーマルセローと並べると車高の違いがわかります

前後サスペンションモディファイ

コイツが一番大切かも知れません。243にして街中、林道レベルで使用するのなら問題ないですけど、レースで走らせるならサスにうまく手を入れないとパワーだけあって足回りが貧弱な非常にストレッシブなバイクになり下がってしまいます。
オートバイというものは微妙なバランスの上になりたっている乗り物。セローがここまで多くのライダーに支持されてきたのもエンジンと足回り等あらゆるバランスが絶妙だったからでしょう。ディグリーは足回りがプアー過ぎたし、シェルパはDOHCのせいか「軽いけど乗ると重たい!」バランスのよろしくないバイクでした。だからこそセローの牙城を崩せなかった…。ちなみに今のSL230は非常にいいバランスです。また、すでに生産中止ですがXLR200も軽くて足回りのいい非常に良くできたバイクでしたヨ。
ということで、セローのサスにモディファイを加えてやると、約2cm車高が上がります。重心位置が上がることによって、軽快なハンドリングになり、フロントの追従性が上がりました。またスイングアームのタレ角が大きくなることによって加速時のトラクションのかかりが非常に良くなってます。

 

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