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アクスルシャフトの締め方

ちなみに、ノーマルチェーン(120L)&スプロケが15×45状態でアクスルシャフトをこの向きで挿すとスネイルカムのでっぱりがスイングアームの下にきます。

> リヤのアクスルシャフトを逆側から挿しスネイルカムのでっぱりが岩などにヒットして曲がらないよう上を向くようにするとイイです。

「ためになるお話」に以前こう書きましたが、現在の私は「さわやか林道ツーリングライダー」ですので、ゲロ時にスネイルカムが曲がるリスクよりも整備性を優先して、たとえ「でっぱりがスイングアームの下に」きてもディスク側にアクスルシャフトのナットを持ってくるようにします。

アクスルシャフトの締め方です。

スネイルカムでチェーンの遊び量を決めたら、鉄の棒状のものをはさんでチェーンの遊びをなくします。こうすることによりスネイルカムが位置決めのためのポッチに強く密着することになり、ナットを回すとき一緒にスネイルカムが動いてしまうことを防げます。

で、この状態でリヤブレーキを強くかけておき、アクスルナットを締めこみます。こうすることで、ブレーキパッドとディスクが直角かつ均等にあたる状態で固定することができます。

フロントのアクスルシャフトをクランプ締めしているやつの場合は、フロントブレーキを握ってサスをオラオラと沈めます。この状態で締めれば、左右のフロントフォークは平行になりかつブレーキパッドとディスクが直角になります。

セローの場合、クランプ締めではありませんがとりあえずフロントブレーキを握ってブレーキパッドとディスクを直角にした状態でアクスルシャフトを締めます。

 

ノーマルスイングアームに16×45のスプロケットをセットして新品チェーンを組んだときのスネイルカムの状態。
もともとついていたチェーンがノンシールだったので、シールチェーン(RK428XW)に交換します。

念のため、ドライブスプロケットを14&16で使えるようにしたいのですが、45×16状態でトラタイヤを入れると、チェーンをスイングアームとタイヤが干渉しないようけっこう後に引いた状態でセットしなければなりません。
これだと14Tを入れたとき、さらに後ろへ引かなければならず「調整の幅」が少なくなってしまいます。
ということで、トラタイヤに比べて高さの低いミシュランコンペV(120/90-18)をはいてる1号車のリヤホイールと交換しました(1号車のスイングアームはレアルエキップの長いヤツなのでハイトの高いトラタイヤをいれても全然大丈夫)。

1号車は、EDタイヤ(F)×トラタイヤ(R)
2号車は、トラタイヤ(F)×EDタイヤ(R)

バランスとして、1号車(EDタイヤ(F)×トラタイヤ(R))は良いとして、2号車(トラタイヤ(F)×EDタイヤ(R))の組み合わせはどうなんでしょう???

後日談:(トラタイヤ(F)×EDタイヤ(R))具体的にいいますと、フロントがIRCのツーリスト新品(2.75-21)。リヤはミシュランコンペVの6分山(120/90-18)です。硬めのダートで走ってみたかぎりでは、バランス的にまあまあ良かったですね。もっといろいろな路面で乗ってみよう。

 


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